ヘアカラーを考えたら神楽坂の美容室Nae hair salon
どうも、こんにちは。アウトドアに憧れるインドア釣り美容師○松浦雅人(@masatolife)です。
牛込神楽坂の美容室Nae hair salonで働いています。
ヘアスタイルを中心に髪にまつわる情報のご紹介をしてます。よろしくお願いします。
今年は新型コロナウイルス感染症により今までと違った生活をしている方も多いと思います。
それは少なからず美容室にも影響しています。
外出する機会を減らし美容室に行かなくなる。ヘアカラーを自分でしてみたり。
そうすることで、髪が必要以上のダメージを受けたり、
髪の色がムラになってる方が増えています。
では、美容室でやるカラーとホームカラーの違いは何でしょう?
ヘアカラーで大事なポイントは塗る前
まずはお客様の状態を把握すること。
カウンセリングですね。
- 髪の状態
- 黒髪の長さ、中間、毛先の明るさ
- 髪のダメージ
- 髪の残留してる色
- ヘアカラーの頻度
これをしっかり把握した上で、なりたい希望を聞きます。
技術よりこれのほうが大事だったりします。
今日のお客様は久しぶりのご来店。
根元は15センチぐらい黒い部分が伸びている。
中間はブラウン。
毛先はカラーを重ねてる部分なので明るいオレンジ色になってます。
綺麗に見える毛先も少し乾燥しています。
ホームカラーとの圧倒的な違い
今日のお客様を美容室でヘアカラーをする際は
- 明るくする根元のカラー剤
- 暗くする毛先のカラー剤
- 色味だけを入れるカラー剤
この3つを使って染めていきます。
もし、ホームカラーでやると、
明るくする根元のカラー剤で全てカラーをする事になり、
明るくする必要のない毛先の部分に、
必要のないダメージを与えてしまいます。
さらに塗る技術も大事ですよー。
体温の影響がある根本の部分は少なく
毛先に行くにしたがって量を多くしていきます。
さらに必要以上のコーミングはしないようにします。
最初に塗ったとこ、最後に塗ったとこの差が出ないように
スピードも大事です。
シャンプーも大事
塗った後に時間をおいて染まりましたら、
次はシャンプーになります。
まず乳化という作業からです。
しっかり流してシャンプーです。
このシャンプー、
そして、この後のトリートメントが
やはり、おうちで使ってるものとは違います。
さらにヘアカラーをする際にどうしても残ってしまう、
残留アルカリ、残留過酸化水素を除去していきます。
ここまでくるとホームケアでは難しいです。
最後にブローをしていきます
仕上がり
アウトバストリートメントをつけて乾かしていきます。
ヘアカラー直後の濡れてる髪は非常にデリケートです。
丁寧に絡まりをとって、やさしく水分を取ってから
ドライヤーです。
こちらが仕上がりになります。
ホームカラーで済ませれば1000円ぐらいですが
美容室でカラーをしたら6000~8000円ぐらい
かかることが多いと思います。
費用は5倍ですが、ダメージは5分の1です。たぶん。
しかしそれに見合う手間と技術はかかってます。
ダメージや色のムラは重なるほど綺麗にできなくなります。
こんなご時世、外出もなかなか難しいと思いますが、
ホームカラーに手を伸ばす前に一度この記事を思い出していただけたら嬉しいです。
ぜひお待ちしております。
今日のコース
カット・カラーロング・トリートメント 16,500円